第33回日本嚥下障害臨床研究会

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ご挨拶

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第33回日本嚥下障害臨床研究会
会長ご挨拶

会長ご挨拶

第33回
日本嚥下障害臨床研究会

大会長 小西 正訓
 (中村記念病院 耳鼻咽喉科)

嚥下研、再び北の大地へ
いつも大変お世話になっております。2022年7月2~3日(土・日)、第33回日本嚥下障害臨床研究会を主催させていただきます。最初は2020年に開催する予定が、オリンピックと重なるとのことで翌年予定の広島との入れ替えとなり、さらにコロナ禍によって広島大会ごと1年延期となったため、結局札幌開催は2年延びることとなりました。本当にやれるのか?まだ半信半疑ですが、準備は進めて参ります。不慣れで至らぬ点が確実に多いことと思います。何卒ご宥恕いただけたらと思います。
これを書いている今日12/16の時点で、北海道は2週間前から嚥下医学会の基準での「非流行地域」となって、今年初めてVE時のfull-PPEを解除できています。しかし、7月にはどうなっているのか、全く予想がつきません。13年ぶりの北海道開催なのですが、今まで通り大きい会場で一堂に会して行えるか、自信を持って言うことができません。全体懇親会に至っては、それ以上に実現可能性が低いと考えざるを得ません。内側の話をすれば、キャンセル料のリスクをどこまで折り込めるかという話なのですが、自分は気が小さくて、その賭けに踏み切ることが出来ませんでした。(腹立つことに札幌は会場費の相場がべらぼうに高いのです…)
益田先生にご相談したところ「原点に立ち返って、小規模開催でもいいんじゃないか」とのご意見をいただきました。幸い広島大会を経験したことで、ハイブリッド形式を業者にほとんど頼らずに行うスキルを、当会(主に益田先生)は獲得しました。そこで我々の札幌大会は、コストのかからない院内講堂を実会場として、ハイブリッド開催とすることとしました。それならば、今後の蔓延状況によって実会場を断念せざるを得なくなっても、ノーコストでオンラインオンリーに切り替えることができます。
折角の北海道開催なのに残念、という声もあろうと思います。誠に申し訳ありません。何卒疫病に免じてご了解いただけたらと思います。自分も大変悔しいです。その悔しさは是非、討議の場面でぶつけてください。オンライン参加の方もどんどんぶつかって来てください。今回はイレギュラーな開催とはなりますが、嚥下に対する我々の思いや、やるべきことは変わらないことを、ここで表明しましょう。皆様、どうかよろしくお願い申し上げます。