第32回日本嚥下障害臨床研究会

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ご挨拶

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第32回日本嚥下障害臨床研究会
会長ご挨拶

会長ご挨拶

第32回
日本嚥下障害臨床研究会

大会長 益田 慎
 (県立広島病院小児感覚器科)

コロナ禍でも、無理矢理でも、嚥下研はしたい!
 みなさま、コロナ禍と呼ばれる中、いかがお過ごしでしょうか。これまでの当たり前が当たり前ではなくなった1年でした。私自身、こんなに飲み屋に行かなくなった生活は高校生以来です。
 7月にコロナウィルスの感染状況がどうなっているかなど、もはや誰にもわかりません。これを10月にしたところで大きな差はないのでは、とも思えてきました。ですので、今まで通りのことをしていたのでは、日本嚥下障害臨床研究会の柱である研究会はいつまで経っても開催できません。
ある程度以上の規模の学会はWeb開催で実施されていますが、学会開催を専門に扱う業者にWeb開催を委託すると「目ん玉が飛び出る」ぐらいの費用がかかります。そんな体力、当研究会にはありません。そこで出した結論が
自前でWeb開催するぞ!
です。この無謀とも言える挑戦は会員のみなさんの協力なしでは実現しません。「みんなで頑張る研究会」がうちの売りですので、是非よろしくお願いします。そして、うまくいかなくても、笑って許して・・・・

1. 研究会は7月3日と4日、開催場所は広島県民文化センターです。
第32回日本嚥下障害臨床研究会は広島市で行います。会場は第27回と同じ広島県民文化センターです。日程は例年通り7月3日と4日の土日に予定しています。そのときのコロナウィルス感染の状況によっては会場に入っていただける人の人数を制限するかもしれませんが、演者と座長にはなるべく会場で発表していただくようにお願いしたいと思います。会場に入れない方にはZoomで参加していただくように準備をしています。
発表は例年通り、発表7分、質疑応答23分を死守したいと思います。特別な企画は用意していませんが、土曜日の午前中に初心者のための講義を広島国際大学の福岡達之先生にお願いしています(が、2月14日の時点で彼はまだそのことに気付いていません)。
懇親会も準備していますが、これこそできるのかどうか・・・できたら良いですよね。

2. Web開催は研究会の3週間前から始める予定です。
Zoom会議をされた方はご存知だと思いますが、動画がガタガタしてしまいます。VEやVFの動画供覧が多いのがこの研究会の特徴ですので、そこは大きな課題です。一つの解決策として、研究会前に動画形式の発表ファイルをホームページで見ることができるようにしようと思います。研究会に参加される方は研究会当日までに、このファイルをしっかりみて質問を考えて下さい。
発表動画は研究会への参加登録を事前に済ませ、参加費を支払った方だけが見られるようにホームページに細工をさせていただきます。この研究会は予習こそ大事ですので、是非事前の参加登録、参加費振込に例年以上にご協力ください。
発表をしようと思われている方には少し負担になるかもしれませんが、どうかご理解の上、発表動画の作成をお願いします。発表動画の提出は5月23日までとします。研究会当日に「若干の訂正」をされるのは全然構いません。

3. 企業展示がありません(代わりにバーナー広告を導入します)。
コロナ禍で企業展示が難しくなっています。しかしなんらかの形で協力したいと申し出て下さっている企業もありがたいことにいらっしゃいます。まだ、実現できるかどうかが分かりませんが、バーナー広告の形で企業からの協力をいただくように計画中です。発表ファイルを収納したページにバーナー広告をつけることができたら、皆さましっかりクリックしてください。

4. 冊子体の抄録集の郵送を止めます。
ホームページにこれまでにない仕組みを作ったり、自前でWeb開催をするために機材を買ったりで結構予算はキツキツです。でも年会費や参加費を値上げするつもりはありません。研究会の参加費は2500円(当日は会場でのみ受け付けで3000円)、年会費は3000円です。
どこかの経費を削減する必要あり、今回は思い切って冊子体の抄録集をなくそうと思います。実はこれを袋詰めして郵送する作業を毎年広島組が10人ぐらいで一気にやっているのですが、明らかに密な環境での作業で、今年はそれをするのが難しい、ということも冊子体を止めることを後押ししました。冊子体の抄録集が届かないことを寂しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうか、ご理解をいただきますようお願いします。今後も冊子体の抄録集をなくすかどうかについては、研究会終了後にまた皆さまにご意見を伺います。

5. 公式LINEアカウントを作りました。
これまでもそうでしたが、研究会からの連絡はメールに頼っていました。しかし、毎年メールアドレスの変更を届け出て下さらない方がいらっしゃり、メールでは連絡が取れない方がちらほらいらっしゃいます。今このニュースレターを読んで、2月下旬までに研究会からのメールが届いていらっしゃらない方はメールアドレスが登録されていない方になりますので、すぐにメールアドレスを事務局までご連絡ください。
しかし、そうは言ってもメールアドレスの変更を届け出るのは結構手間で忘れがちです。そこで、嚥下研のLINEアカウントを今回作りました。個別の連絡はできませんが、重要なお知らせはこれでもお届けできるようにしてみました。是非、お友だち登録をお願いします。
(※ 公式LINEアカウントは現在申請中、決まり次第このHP上でお伝えいます)

それではみなさんのご参加をお待ちしています。